生演奏の録音の割合が増えてきましたよ

先週から主に「イチョウの杜」と「黄金の人生(仮)」に手をつけているのでこのままそこにMIX手前くらいまでの状態までもっていってまおうという流れになったので、引き続きやっています。 この段階になると、”作り”の部分はほぼ終わりで、”録り”がメインになってきています。

イチョウの杜」の1番と2番の歌詞も出来上がったのでいよいよボーカル録音に突入と言う事に相成りました。 この曲は普通のハモりはもちろん、主メロとは別の動きをする俗に言う”裏メロ”があったりとやや凝った作りになってます。 更に録音上、特殊な録り方をする必要がある箇所もあったりと、ボーカルだけで凄い数の トラックを食ってます。 別々の歌詞がそれぞれのフレーズに乗って同時に流れる面白さが生きてきて悪くないです。 こういうのは、歌詞が乗っかってくる事により良さが出るというものです。乞うご期待。

黄金の人生(仮)」のピアノパートについて。 曲のガイドラインとしてわかる様に「ジャーン、ジャーン」とコード(和音)チェンジ位置で全音符のコードを曲の最後まで入れてあります。 曲を作っている間は、少なくとも非常に重要な役割を果たします。
①今どこやってるのかを確認できる。
②そこにどんなフレーズを入れるといいのか目安になる。
③今の和音が何なのかを確認できる。

最終的にピアノが要らない曲になったなら取り除いてしまってもいいわけですが、やっぱりピアノが欲しいのであれば、そのままの「ジャーン」を残してもいいけど、アクティブなプレイに差し替えるのもまたいいもんです。 そんなわけで、曲全編にわたりノリの良い演奏に弾きなおして入れました。 MIX段階になって、部分的にピアノを無しにしたいのであればそこで外せば良いですからね。 ソフトロックらしい非常にご機嫌な感じになりました。 今年の6月にソフトロックの代表的作曲家の一人であるロジャーニコルスが亡くなってしまい悲しい次第ですが、そのロジャーニコルスの60年代の曲の中には、ピアノバッキングのイカした曲があります。 こういう時のピアノってモノラル録音にしておくのがミソだと思います。 この後は、ベース録音に入ったり、アコースティックギター、リードシンセを入れたりする予定です

今週はここまで
次回につづく