リストマニアから50年、moon発売から28年、いまだ現世にいるようだ。

1997年10月16日に『moon』が発売されて、今年で28年が経ちました。
あの時期、インターネットが繋がり始め、
小室ファミリーが音楽シーンを席巻し、
プレステとセガサターンが覇権を争い、
『エヴァンゲリオン』の余韻が社会現象として広がっていた頃。
そして、「ノストラダムスの大予言」まで、あと3年という年。

テクノロジーが日常に入り込み、
バーチャルリアリティという言葉に、初めて現実味を感じた時代。
世紀末の不安とデジタルへの期待が混ざり合った、
あの頃は、自分にとっては”現世”だったと思います。
いま振り返ると、どこか夢のようで、
それでも確かにそこに生きていた、そんな平成でした。

今週は先週に引き続き「殿下、恋のマニュピレーターでございます(仮)」を進めてました。
先週のブログで谷口くんが「「リストマニア」の記事を書いてましたが、昔、聞いていたことを思い出しました。
お金がない中学生だったので、アルバム購入に至るまでに至らないアーティストの中の一人でしたが、
当時はアルバム1枚を丸ごとオンエアするFM番組などもあったので、
まめにエアチェックをすればお金をかけなくても洋楽を聴く術はありました。
ロックオペラ「リストマニア」の作曲は「YES」のリックウェイクマンですが、
前年リリースされたソロアルバム「地底探検」と併せて、
ラジカセに録音し、寝る前によく聞いてました。

「殿下、恋のマニュピレーターでございます(仮)」
ようやく、担当部分のラフミックスまででき、谷口くんに渡しました。

今週は、進捗は少なかったのですが、ようやく峠を超えた感があるので、
少し肩の力を抜きつつ、来週は残っている修正箇所に手をつけていく予定です。
そろそろ、ジャケットワークやライナーノートについても準備します。

今週はここまで
次回につづく