「黒いデカ長(仮)」のやり取りの中でブラックミュージックやアメリカの歴史について
考える機会があり、ちょうど公開される話題の映画があるということで、
6月20日に「罪人たち」という映画を観てきました。
鑑賞後、うどん屋で感想戦。語りがいのある映画でした。
人を幸せにすると同時に、悪いものも呼び寄せる─そんな魔力を持つ音楽が存在する
新旧、多文化が混ざりあいながら継承され、ある種の輝きをもった音楽へと昇華される一方で、
産業的に消費され、文化、クリエイターが搾取され、
搾取される側が搾取する側に転じることさえある。
昼と夜、教会とダンスホール、讃美歌とブルース、遺産と模倣の対比が、陰影豊かに描かれていました。
「あいつらはブルースは好きだけど、作ったやつは好きじゃない」
という映画に登場するブルースマンのセリフは、この映画が音楽簒奪の物語にとどまっていないところです。
それは、映像全体にサブリミナルのように散りばめられた“圧倒的な悪” ─人種差別の歴史そのものを示唆しており、本当の「罪人たち」が誰なのかを知らせてきます。
不思議で、面白くて、何よりも深く心に残る映画でした。
というわけで(どういうわけ?)
今週は進捗が進まない週だったので映画話を書いてみました。
「黄金の日々(仮)」
この曲はかなりポップな曲になりそうで、いい感じの
谷口くんからのサビがアップされてきました。
それを受けて間奏パートを作ってます。
今週はここまで。
次回に続く