思ひ出の指裂けプレイと環境サプリの効果

前回(6/21)「ヌーベルバーグなもの(仮)」の生ベース録音手前まででした。

その後、エレベの録音に着手しました。いつもの感じで進行していきました。

サビが終わって、”後テーマ”に戻ります。そこでのベースのフレーズは前半と違い

結構動きのある作りにして躍動感を出しています。一箇所、指が裂けるんじゃないかと

思うような押さえ方をしなくてはいけないところがあり、そこだけ難儀でした。

この指裂け感、そう言えば1stの「Pique-nique」のイントロもそうだったなあと思い出し

ちゃいました。

Loを入れてその音をキープしながらハイポジでもちょっと入れるパターン。つまりそこだけ二声になるんです。

時々これやりたくなっちゃうんですよね。

生禄エレベが入ってからはもう一回ドラミングに戻り、最終的な見直し。

フィルの入り方、オープンハイハットのクローズタイミングまで漏らさず最善の位置に

する必要があるし、特に大サビ部分でのビートの躍動感を出すパートでは目に見えて叩き

過ぎては台無しになるので手数は抑えながら揺さぶりをかけていきます。

自分の作ったAメロA’メロに相当する箇所で、上物楽器のアレンジ面でもう一捻り欲しい気もして・・・。

無論、現段階ですっきりした感じにもうなっています。

変に足したりしてかえって悪くなったりする場だってありえるので、そこは慎重にしたいところではあります。

一旦寝かせよう。

次に、前回最後に宣言していた「銀杏(いちょう)の森」の歌詞製作。

この曲はサビ前まで歌詞を書いたところで他の曲に移行していました。

フレーズに乗っかる時の語感を大事にしたいですからね。

所々ふさわしい単語が見つからず虫食い状態の箇所もあります。ハマる単語の出待ちなわけです。

確か、ストレイチルドレンのとある曲が唄モノで、その歌詞考えていた時もやっぱり虫食い

箇所があって、それだけじゃなくパートごっそりないところもありました。

ちょうどその時期に種子島にいく機会があり、その晩、ホテルの自室でとりかかったら、

出るわ出るわ、あっという間に書き上げてしまいました。このようにちょっとした環境を

変えてみるだけでうまく湧いてくるケースもあるんですね。

”環境サプリ”が効果的だった一例です。

じゃ、今回は屋久島か? 奄美大島か? それとも国友鉄砲村(滋賀県長浜市)行きゃいいのか?

なんて事をしたってうまくいくもんじゃないですね。普通に家で考えました。

それもPCでテキスト打ちながらではなく、プリントアウトで不要になった紙の裏に手書きでぱらぱらーっと走り書きしてはまた別の表現を見つけてを繰り返してく。

最終的にはテキストに清書感覚で残しはしますが、作ってる最中って鉛筆走り書きの方が

イメージしやすいんですよね。鉛筆なりペンなり万年筆なり、握ってるのがいいのかもしれない。

またそれら各単語が譜割上どう乗るかも忘れちゃいけないので、唄メロの譜面をちゃちゃっと書いて歌詞を書きこんで確認もしておきました。

一応歌詞はできたので、この後は仮唄入れてみて乗っかり具合を音として確認する予定。

今週はここまで。

次回に続く