殿下といっても島さんの事じゃない

だいぶ放置していた「殿下、恋のマニピュレータでございます(仮)」に着手です。
中間の展開のガイドラインが出来ているところで棚上げになっていました。
各フレーズを何の楽器使って演奏するかでちょっと頭を痛めておりました。
久々に聞きなおしてみて、前回最後に設定していた音色も悪くないなと。
先日、朝起きたとたんイントロの手法を思いつきました。
具体的なメロディではないけど是非これでいくのが良いだろう。

ヌーベルバーグの映画にはちょっと捉えどころない不思議なコメディ映画いくつかあって、
奇妙なシーンがあったりして、そういうのが好きなんです。
そういう”変さ”と、76年頃の映画で「LIST MANIA」というふざけたおしたドタバタコメディ映画 のノリがイメージとしてあります。
この映画はピアニストのLISTをThe Whoのロジャーダルトリーが やってる映画です。
音楽はYesのリックウェイクマン、
リック本人も顔じゅう金粉塗って皇帝だったかの役でチョロっとでます。
リンゴスターも出てたような気がします。
下ネタの台詞がバンバン出てきて下品きわまりないですが、ふざけまくってて笑ってしまいます。
これらのテイストを混ぜあわせたようなのが、
「殿下、恋のマニピュレータでございます(仮)」のイメージにあるのです。
あらすじは、5/23の製作日誌に書いてあります。

ドラムパートが中間部にはまだなかったので入れてみました。
こういうコメディの場合、
あんまり力んでバカスカ叩いてしまうと骨太なサウンドになってしまいオモシロくはなくなるし、
音数が少なすぎてもビートが生まれないので、
ただわざとらしいコッケイさだけが浮き立ち、
聞く者をゲッソリさせてしまうので塩梅が非常に難しいのです。
塩一粒多い少ないでその料理が激ウマになるのか、あんまり美味しくなくなるのかみたいな・・・
実は慎重さのいる話でちょっとピリっとしてしまうけど、逆にそこを考えるのが楽しいとも言えます。
引き続きこの曲を暫くやっていきます。

今週はここまで
次回につづく