生演奏録音の持つ説得力

あけましておめでとうございます。本年もどうぞご愛顧のほどよろしくお願い致します。 特に初詣はしませんでしたが、分散している身内の墓参りをハシゴしました。 おかげをもちましてストレイ・チルドレンのサントラの予約も随時入ってきており、こちらの製作/製造に向けテンションが上がっております。

殿下、恋のマニピュレータでございます」の安達さんのサビパートのベースのMIDIデータが来たので、それを譜面代わりとして、生録音に着手しました。五線譜の譜面よりも、シーケンサーのリストエディタの方が読みやすくなってきているってホントどうなんだろうな?とちょっと疑問に思う事がしばしばあります。 今回は、これまで安達さんから来た曲の中では演奏しやすいフレーズでした。今回の特筆事項としては、オクターブ上で弾いた方が良いかも知れない箇所、下で弾いた方が良いかもしれない箇所が3~4箇所あり、両方録ってみて検討出来るようにしてみた点でしょうか。

黄金の人生(仮)」の担当しているサビパートで残すところはサビの主メロをアナログシンセで改めて弾きなおすかどうか、暫くの期間悩んでました。 近年のソフト音源もいい音色あったりしてそれで乗り切れなくもなかったりするんですが、 こと「黄金の人生(仮)」では、サビのバッキングが割と分厚く色んな楽器がいて、部分部分でどこを出すか、どれを引っ込めるかを丁寧に細かく動きをつけていったものの、だんだん主メロが負けてきてしまう現象も確実に起きてきてました。 じゃあ!って事でアナログシンセを遂に引っ張り出して実際弾く事にしました。 やっぱり、音のぶっとさが違いますね。チューニングも自分の耳で合わせる必要があって、 それが丁度気持ちいい所で合わせる心地良さがあります。折角手弾きなんだし、ポルタメント(音階の上がり下がりの境目部分を無限音階に繋いでしてしまう行為)のかかり具合もフレーズ単位で変えていき、各メロディに表情をつけていってみました。 そうする事でタイム間も変わらざるを得なくなってきますから、自然と「タメ」が出たり、また、敢えてタメを出した方がよかったりと、オンタイムに対してズレが発生する事でフレーズが浮き立ってきます。 つまりこれが「歌っている」というわけです。といって調子に乗ってやりすぎてはゲッソリですからわきまえる事が肝要です。 アナログシンセに差し替えていい存在感あるものになった事で、バックの速いパッセージの ストリングスや、アコギ、ピアノ等を生かせるようになりました。うーむ、やって良かったな。

さて、もう一曲共作じゃない曲を用意する必要があります。少しくらい手をつけて今のうちになんとなく目処をつけて置かないと、夜もイビキをかいて寝られないというものです。
ダークなのでいくか、明るめのでいくか、収録予定曲の種類と照らし合わせて路線を考えて いきたいと思います。

今週はここまで
次回につづく